危篤の連絡はいつ誰にどうするべき?

「家族が危篤になってしまった…」

となってしまったら、慌てたりショックを受けたりして冷静ではいられなくなるでしょう。

しかし、医師や看護師から危篤状態だと言われたのであれば、それを

他の人にも伝えなくてはいけません

では危篤状態になったことを、どのタイミングで誰にどんな方法で伝えればいいのでしょうか?

危篤になったことはすぐに伝えても大丈夫?

危篤になるということは緊急事態です。そのため

24時間いつでも気にせず連絡して構わないと

言われています

自分が医師や看護師から危篤の連絡を受けて、今まさに病院に向かってる状況でも、他の人に連絡して構いません。

急いで連絡しておきたい人、自分が落ち着いてから連絡しても大丈夫な人など

優先順位を決めてできるだけ冷静に対処しましょう。

誰に危篤の連絡をすればいい?

一般的には、危篤となった人の

  • 子ども
  • 配偶者

など三親等までの家族

親しくしている

  • 友人
  • 知人

それから

  • 勤務先
  • 通っている学校
  • 所属しているサークル

などに連絡をすることになっています。

しかしその範囲に限らず、危篤となった人が会いたがっていた人や最期を看取ってほしい人に連絡をするのが一番です。

あまり難しく考えず、連絡しておきたい人には情報を伝えるといいでしょう。

連絡方法は電話?メール?

危篤となれば一刻を争う状況。

一番早く相手に伝えられる方法である電話がベストでしょう。

メールやLINEなどは便利ですが

相手が読むまでに時間がかかってしまうこともあります

まずは電話をかけて、どうしても相手が電話に出ない場合には、メールやFAXで連絡するという流れが理想でしょう。

連絡がつかない時はどう対処すればいい?

電話に出ない場合は、留守電にメッセージを残しておきましょう。

秒数が限られているので

伝える内容はより簡潔にまとめ

折り返し連絡してもらった時に詳しいことを伝えます。

危篤の連絡を控えた方がいい人もいる?

緊急事態だからすぐ連絡しなくては!と焦って、相手のことを考えずに連絡してしまうのは避けたいところです。

身内や親しい人、関わりのある人が危篤だと知れば

相手はショックを受けてしまいます

そのショックによるダメージが大きいと考えられる人や

身体的に悪影響を与えてしまう場合にはあえて連絡をしないということも検討しましょう。

特にこんな人に連絡するのは控えましょうという決まりはありませんが、できれば以下のような人には避けた方がいいと言われています。

遠方の人

遠方に住んでいる人は危篤の知らせを受けても、たどり着くまでに時間がかかり

亡くなる前に間に合わないかもしれません

慌てて駆け付けようとして事故に遭ってしまったら大変ですし、交通費や宿泊費などもかかってしまうでしょう

危篤となった人と親しいなどの理由から連絡をするなら

「もし来ていただけるのであれば、慌てずにお気をつけてお越し下さい」

など一言添えるといいでしょう。

「面会に駆け付けます」

と言われた場合は、交通費や宿泊費などをこちらから負担するなどすることもあります。

しかし

危篤となった人との関係性にもよる

ので、後々のトラブルを避けるためにも事前に確認しておきましょう。

持病があったり入院中だったりする人

例えば現在闘病中であるなど、何らかの病気で来るのが大変な人もいるかもしれません。

危篤の連絡があれば

「知らせを受けたからには行かなくては」

と無理をしてしまう恐れもあります。

入院中であれば知らせを受けても面会をしに外出したり外泊したりすることもあるでしょう。

ショックを受けて病状が悪化する恐れがある場合もあります。

どのような病気なのかわかっているのであれば、症状や状況を考慮して、危篤を知らせない方がいいのかどうかを判断しましょう。

高齢者

移動するのに苦労するなどの理由もありますが、危篤の連絡をすれば驚かせてしまうこともありますので

高齢者には連絡を避けることもあります

もちろん、三親等や親しい友人などであれば連絡しても構いません。

相手の状況がわかっていて駆け付けるのが難しいだろうと判断した場合は、危篤だと知らせなくてもいいのではないか、という声が上がっているのです。

妊産婦や産後間もない女性

あまり意識されず連絡をしてしまうことが多い相手が妊産婦です。

妊娠中は精神的なショックが大きいと

早産、流産することもあります

また、移動するにしても通常の状態ではないので負担がかかりやすく、体調不良になってしまうことも。

母体と胎児のために連絡を避けるか、驚かせないように慎重に伝えるなどの配慮が必要でしょう。

また

  • 出産予定日間近な人
  • 出産を終えたばかりの人

には

特に細心の注意を払う必要があります。

出産を控えている人は出産する病院から離れたところに行くのはできるだけ避けなくてはいけません。

産後間もない人は体調を崩していたり、ホルモンバランスが崩れていて精神的ダメージを受けやすい状態だったりするのです。

さらに、生まれたばかりの赤ちゃんがいれば身動きできません。

連絡をしたとしても

「自宅待機で構わない」と伝えるなどの配慮をするといいでしょう。

危篤の連絡内容は6つのポイントを簡潔に

急いでいたり焦っていたりすると、伝えたいことをどうしてもうまく伝えられないことがあります。

大切な情報を伝えずに電話を切ってしまえば、相手はこちらに電話をかけてこないといけないことになりかねません。

しかし、1人1人にゆっくり詳細を伝える時間がないことも多いです。

危篤であること以外にどんなことを伝えたら、内容を漏らさずにうまく伝えきれるでしょうか?

事前にメモしておくこと

大切なのは急いでいてもメモを取ってから電話することです。

メモさえあればその通りに読むだけでも相手には伝わります。

ポイントは6つ

1自分の名前

まずは名乗りましょう。

もちろん当然のことなのですが、近年では特殊詐欺事件も横行していますので、

身分をきちんと明かすことはとても重要なことなのです。

2危篤となった人の名前と、危篤となった人から見た自分の続柄

ポイントは自分の続柄を話しておくこと。

身内なら名前を言うだけでわかるでしょうが、危篤となった人の友人や知人、上司などに電話する際は伝えておくとスムーズです。

3危篤となった人の容態や状況

いつ危篤となったのか、どんな状態でいつ頃まで持ちこたえられそうなのかなどをできるだけ簡潔に伝えましょう。

4医療機関名や病室など

危篤となった人が今どこのいるのかを伝えます。

病院ならどこのなんという病院なのか、病棟や病室はどこなのかを話しましょう。

念のために所在地や電話番号も伝えておくと、相手は場所がわからなくても自分で調べやすくなります。

5面会可能や本人の希望など

今すぐ来てほしいのか、もう少し様子を見てから来てほしいのかなどを伝えましょう。

近い血縁者や親しい友人などであれば今すぐ来てほしい状況でしょうから、それを伝えておくと相手も素早く行動に移せます。

6本件に関する連絡先(自分の電話番号)

携帯電話やナンバーディスプレイの電話にかけているなら番号は表示されますが、もしかしたらそのあと次々と電話がかかってきて、どの番号が誰なのかわからなくなることも考えられます。

特に相手が自分の電話番号を知らないような状況であれば、自分につながる電話番号を伝えておくと何かあった時に電話してこられます。

こんなふうに話す・伝える!危篤の連絡内容の具体例とは

自分が親しい人や身近な人ならいつも通りの話し方で問題ないのですが、危篤となっている人の知人や上司などであれば伝え方に迷ってしまうのです。

そんな時は

敬語で丁寧に、かつ簡潔に伝えるように心がけましょう

(朝早くに・夜分に)突然のご連絡、本当に申し訳ありません。

私は(危篤となっている人の名前)(関係や続柄)で、(自分の名前)と申します。

(危篤となっている人の名前)が危篤になりました。

一目会っていただけないでしょうか?場所は(病院の詳細)です。

(病状など)な状態であると医師から言われております。

連絡は私の携帯番号にかけていただければと思います。

番号はこちらです(自分の電話番号)

よろしくお願いいたします。

このように、6つのポイントを簡潔に話すと相手に伝わりやすいです。

この通りに話す必要はありませんが

最初にお詫びの一言を入れてから話し始めると聞きやすいでしょう。

そもそも危篤ってどんな状態を指す?

危篤というのは意識がなく

回復の見込みがない状態のことです。

もういつ亡くなってしまってもおかしくないという状態になると、医師や看護師から危篤という説明を受けるでしょう。

また、危篤になっても回復することがまれにありますが

ほとんどの場合はそのまま亡くなってしまいます

病状の悪化が原因であることが多いので、以前から闘病しているなどの背景があるでしょう。

危篤の期間は誰にもわからない

いつ危篤になるのか、危篤になってからどのくらい生きていられるのかは誰にもはっきりとはわかりません。

普通に過ごしていたのに突然危篤になる可能性もありますし、危篤になってから生きられる期間が短かったり長かったりすることもあります。

個人差が大きいとしか言いようがありません

一般的に、危篤になったとなると数時間から数日の間に亡くなってしまうことを想定するようです。

周囲の人に連絡するなどして、危篤になった人の最期を看取れるよう、連絡が必要な人にできるだけ早く伝えておきましょう。